2018/03/15 08:05

2018年3月11日 「さよなら原発ひらつかウオーク」に参加してきました。晴天に恵まれて、楽しく、大きな声で訴えてきました。
2011年3月11日 東京電力の福島原発事故が起こるまで「原発は安全」と言われ続け、自分もすっかりその気になり「安全神話」を信じ込んでおりました。アメリカのスリーマイル島や旧ソ連のチェルノブイリ原発の事故が起こったさいにも、日本の技術力ではそこまでの大事故にならないのではないかと思っていました。でも現実はそんなに甘いものではありませんでした。所詮、同じ人間が管理したもので事故が起こらないわけがありませんでした。最も危険な「核」を扱っている東電がコストを下げるためにわざわざ福島の土地を削って低い所に原発を建設し、想定出来た津波の高さを認識していながら対策を取らなかったために非常電源が喪失して大事故を引き起こしました。原子力規制委員会がどれだけ厳しい審査基準を作っても、世界有数の地震の巣の上に乘っている日本の国土はいつ大自然の脅威にさらされてもおかしくありません。突然、御嶽山や草津白根山が噴火したりします。かたや経営者は想定外で逃げようとし、責任を取らない人たちが規制した「核」に生命の危険にさらされ、怯えながら生きたいと思いません。日本は省エネルギー化が進み今までのような「どんどん消費しましょう」という社会ではなくなりました。
あれだけの事故にあって、7年経っても、復興も進まず、避難者がまだ7万人以上いるのに、再び事故の危険がある原発に依存しようとするよりも、どんどん再生可能エネルギー化を進めて欲しいと思っています。